Group Drive とは#
あなたが所属するグループのユーザー間で、ファイルを自由に共有することができるストレージです。

Group Drive は Notebook, Dashboard
どちらからでも利用することができます。

また、matlantis-group-drive-client
というライブラリを使うことで、Python コードから Group Drive
を操作することができます。
主な使い方#
計算結果や成果をメンバー間で共有して活用#
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作業ファイルや計算結果を Group Drive で管理することで、メンバー間での分担作業や共同作業が行いやすくなります。
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よく使う関数などを python ファイルに書いて共有することもできます。
チームの成果を整理して保管#
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チーム毎やプロジェクト毎にフォルダを作ることで、成果を一元管理することができます。
他の人のスクリプトから学ぶ、フィードバックを返す#
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共有された便利なスクリプトや計算方法などを学ぶことができます。
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Notebook
などをダウンロードすることなくプレビューができるので、効率的にフィードバックをすることが可能です。
各機能詳細#
ローカルファイルをアップロード#
ユーザーのローカルマシンからファイルをアップロードすることができます。アップロードには2通りの方法があります。
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該当ファイルを Group Drive にドラッグ&ドロップ
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アップロードボタンを押して該当ファイルを選択
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Notebook の個人のワークスペースと Group Drive 間でファイルをコピー#
ファイルをドラッグ&ドロップすることで、Notebook
の個人のワークスペースと Group Drive
間でファイルをコピーすることができます。

ファイルプレビュー#
Group Drive
上のファイルをプレビューすることができます。プレビューはファイルをダブルクリックするか、ファイル上で「右クリック
> View」で実行できます。

リンクを使って共有#
Group Drive 上のファイルを他のユーザーに見てもらいたい際に「Copy
sharable link > Copy link for Notebook」を選択することで共有用 URL
をコピーすることができます。その URL
を他のユーザーに共有することで、対象のファイルを直接を開いてもらうことができます。

Python コードからのアクセス#
matlantis-group-drive-client を使うことで、Python コードから Group
Drive 上のファイルに直接アクセスすることができます。 このライブラリは
fsspec
というファイルシステムの仕様に従っており、 下記のように Group Drive
上のファイル操作を可能にします。
from matlantis_group_drive_client import GroupDriveFileSystem
drive_fs = GroupDriveFileSystem()
drive = drive_fs.drive_list()[0]
with drive_fs.open(f"{drive['name']}/new_file.txt", "w") as f:
f.write("file contents")
詳しい使い方については、Example Launcher にある “How to access Group
Drive from Python” というチュートリアルを参照ください。
ヘルプドキュメントについて#
Group Drive
のヘルプドキュメントは以下のボタンをクリックすることで確認できます。

注意点#
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Group Drive
ではファイルを直接編集することはできません。編集したい場合は一度
Notebook
の個人のワークスペースにコピーしてきて編集するか、ローカルマシンにダウンロードした上で編集してください。 -
ローカルマシンから Group Drive
に直接フォルダをアップロードすることはできません。 -
Group Drive
にあるフォルダを直接ローカルマシンにダウンロードすることはできません。ダウンロードしたい場合は該当のフォルダを一度
Notebook
の個人のワークスペースにコピーしてきて、そこからダウンロードしてください。 -
操作可能なファイルサイズの上限は125 GiBです。
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Group Drive では Drive
毎に容量が制限されています。ご利用中の容量と最大使用可能量は Group
Drive 右上の UI
から確認することができます。容量追加をご希望のお客様はお問い合わせください。