2025年9月7日〜9月11日に名城大学 天白キャンパスにて開催された「第86回応用物理学会秋季学術講演会」に参加いたしました。

Matlantisからの発表
今回、Matlantisのメンバー3名がそれぞれポスター発表と口頭講演を行いました。
タイトル:PFP descriptorsとShapley値を組み合わせた原子レベルでの予測の解釈[8p-P11-6]
発表者 :張 凡
概要:近年、機械学習を用いて材料開発を行うマテリアルズインフォマティクスが注目されている。しかし、多くの機械学習モデルはブラックボックスであり、予測根拠が不明瞭なため、新たな科学的知見の獲得を阻害している。この課題に対し、本研究では汎用機械学習原子間力ポテンシャルPFPから計算できる原子特徴量PFP descriptorsとShapley値を用いた解釈手法を提案する。
Copyright (2025) The Japan Society of Applied Physics
こちらの発表内容はMatlantisユーザー様にお使いいただけるようにexampleとして公開しております。
タイトル:汎用機械学習ポテンシャルPFPを用いたMagnéliベースチタン酸窒化物の
安定構造探索[9p-S301-7]
発表者 :青木 祐太
概要:Magnéliベースチタン酸窒化物は、チタン酸化物系のMagnéli相の酸素原子をある割合で置換したときに得られる化合物であり、可能な置換総数は数万にもなる。この膨大な候補構造の中から安定構造をスクリーニングするのに第一原理計算を行うのは非現実的であり、本研究では汎用機械学習ポテンシャルPFPを用いてこれを実行した。また、どのような構造的特徴が構造を安定化させるのかについての解析も合わせて行った。
Copyright (2025) The Japan Society of Applied Physics
質疑を多くいただき、活発なセッションとなりました。
また、下記セッションのスポンサードトークとしてMatlantisの紹介を行いました。
原子層プロセス(ALP:Atomic Layer Process)の解析技術と応用技術(2)[7a-S103-1~7]
発表者 :浅野 裕介
多くの方と直接お話させていただく貴重な機会となりました。ありがとうございました!
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